ヴェゼルはフィットがベース

ヴェゼルはフィットがベース

日本のクロスオーバーSUVブームに乗っかる形で生まれたのがこのヴェゼルという車です。

ホンダには人気車種としてCR-VというクロスオーバーSUVがあったのですが、このヴェゼルはその下のクラスとなる小型クロスオーバーSUVとして作られました。

この車にはガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルがあり、どちらもフィットをベースにして作られています。

ハイブリッドモデルは1.5リッターエンジンとi-DCDの組み合わせ、ガソリンエンジンモデルは1.5リッターエンジンといった感じで基本的な部分はフィットと全く同じなのです。

そうなるとこの車らしさを表現している部分というのはエクステリアやインテリアということになるのですが、インテリアはそれほど特徴的な部分はなく、いたって普通のものなのですが、外観はかなり個性的なものです。

この車は5人乗りで形式上は5ドアハッチバックということになっているのですが、遠くから見るとリヤシートに乗り込むためのドアがないように見えます。

近づいてみるとドアの境目があるのでリヤドアの存在を知ることとなるのですが、そのリヤドアを開けるドアハンドルが見当たりません。

実はヴェゼルのリヤドア用のドアハンドルはサイドウィンドウ後ろにあるブラックアウトされた部分にあるのです。

この車を始めて見た方はきっとリヤドアを開けることはできないでしょう。

これは2ドアクーペスタイルを模したデザインとしたためでドアハンドルが通常に位置にあるとデザイン的におかしくなるということでこうなったらしいのです。

ルーフのラインもクーペを強く意識したせいでルーフ中央からなだらかに下がる形となっているため、リヤシートのヘッドクリアランスを大きくとることができません。

体の大きな方や座高の高い方が後ろに座るとちょっと狭さを感じるかもしれません。

それの部分を除けばこの車がそれなりにいい車で燃費にしてもハイブリッドモデルで27.0km/L、ガソリンエンジンモデルで20.6km/Lと優秀なものを持っていますし、走りもフィット譲りの優れたものを持っています。

クロスオーバーSUVにとって重要な4WDシステムも生活四駆といわれるスタンバイ式ではなく、能動的に前後のトルク配分を変化させるものが付けられており、悪路走破性も高そうです。

ライバルは小型クロスオーバーSUVとして人気の高い日産のジュークあたりになると思うのですが、ジュークとヴェゼルでは同じクラスに属するものの方向性が全く違うのでどちらがいいかという比較は難しいと思います。

 

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