令和5年8月21日(月)昼食
世界の国民食 ~インドネシア~

~お品書き~
ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)
バクソ(肉団子のスープ煮)
ガドガド(温野菜のピーナッツソース)
ソトアヤム(鶏出汁のスープ)
コーヒーゼリー(通所リハご利用者様)

【栄養課からのコメント】

今回は東南アジアの南部にある世界最大の島嶼国家
『インドネシア共和国』の料理を提供しました。

ナシゴレンはインドネシア発祥の料理で、“ナシ”は
ごはん、“ゴレン”は炒める・揚げるという意味で、
ごはんと具材を炒めて作るインドネシア風チャー
ハンです。

バクソはインドネシアのソウルフードとも言われる
料理で、肉団子をあっさり味のスープで煮込んで
います。

ガドガドは温野菜に甘みのあるピーナッツソースを
かけた料理で、“ガドガド”にはごちゃ混ぜという
意味があります。

ソトアヤムは鶏肉で出汁をとったスープに、様々
な具を入れた具沢山スープです。

皆さん聞き馴染みのないメニューに最初は困惑され
ていましたが「変わった料理で珍しくて良かった」
「美味しかった」と喜んでくださいました。

 

四季の里でも4月よりインドネシアからの留学生が
2名おります。今回のメニューについて聞いてみた
ところ、どれも一般的な家庭料理だそうです。

インドネシアの醤油は日本と違い、甘くて黒い醤油
(ケチャップマニス「椰子糖大豆醤油」)なので、
ナシゴレンはもっと色が黒いそうです。
また、バクソはビーフンやミクニン(Mie Kuning
「でんぷんから作られた揚げ麺」)と一緒に食べる
ことが多いそうです。
ガドガドは空心菜やもやしが入るのが一般的だそう
です。
ソトアヤムはライムの果汁を絞りご飯にかけて食べ
るそうです。

どれも一品料理となるものなので、ワンプレートの
定食スタイルではないそうですが、もちろん今回
召し上がられるのはご利用者様になりますので、
いろいろ味わっていただきたくこの形にしました。
本場の味付けや色彩の再現は出来なかったのですが
「ジャパニーズスタイルでとってもいいと思う。」
といってくれました。

<シスカさん(左)とラディアスさん(右)>
※七夕行事でシスカさんは鬼滅の刃の禰豆子に
なっています。!(^^)!

余談になりますが、2人とも自炊をされていて、
日本の調味料との違いがあるようで、持参してきた
インドネシアの調味料が無くなってしまったので、
手頃なインドネシアの調味料を探すのが大変と
いっておりました。

ラディアスさんのお母様が今回のナシゴレン
(右上)、バクソ(左下)、ガドガド(左上)、
ソトアヤム(右下)を作って写真を送って
くれました。(*^▽^*)

 

シスカさんのお母様も作ってくれました\(^o^)/
ナシゴレン(右下)、バクソ(左下)、
ガドガド(右上)、ソトアヤム(左上)です。

どちらのお料理もおいしそうです。
ふたりのお母様に感謝です。